遺品整理のコツ 依頼について

一昔前まで、遺品整理の作業は、遺族の方々が行うことが圧倒的に多く、業者が遺品整理を代行するサービスが増えてきたのも最近のことです。
遺品整理を業者に依頼をするに当たってのポイントや注意点についてご紹介いたします。

業者に依頼するメリット

自分で作業する時間が無くても大丈夫

不要なものを捨てるだけだから簡単だろうと思われがちな遺品整理作業。一度は自分で作業をしてみたけれども、まだ使えそうな日用品をどこまで処分していいのか迷ったり、必要な書類か不要な書類かを見分けたりすることに、想像以上に時間がかかってしまうことが多くあります。少しずつ終わらせるにしても、毎週末を実家の片付けだけに費やすことは徐々に精神的にストレスになってしまうこともあります。そういった相談から整理の仕方や手順に手慣れた遺品整理業者に依頼するケースが増えてきているようです。

遠方からでも依頼できる

故人と離れて暮らしていた遺族にとって、遺品整理は精神的にも体力的に大きな負担が掛かります。最近は、立会いなしでの遺品整理作業の依頼も可能です。立会うための移動時間や休みを確保する必要がないということは、遠方に住む遺族にとって非常に大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

思い出の品や貴重品などを誤って処分しないで済む

一気に全てを処分してしまう事も出来なくはありませんが、故人が大切に使っていた想い出の品や、貴重品、または遺言書や土地の権利書など誤って処分してしまっては困りますよね。生前にどこにしまってあるかをご遺族に知らせないまま逝去されたり、自分で探してみてもなかなか見つからない状況も多くあります。
経験豊富な遺品整理業者であれば、思い出の品や貴重品、探し物もほとんどの場合で見つけ出してくれます。

より良い業者選びのポイント

電話対応や説明が丁寧

一見作業と関係のないことのように思えますが、電話口の対応が粗雑だと、遺品の扱いも粗雑な可能性があります。大切な人を失った遺族に対して配慮ある対応ができない業者は、故人の思いがこもった大切な遺品を丁寧に扱ってくれる可能性は低いです。また、説明が具体的ではなく作業前の確認が曖昧な場合は、作業をした後で追加作業請求をされる場合も考えられます。丁寧な対応と説明が、いい業者を判断する一つと指標と言えましょう。

見積書に内訳が明記されてる

訪問見積もりをしてもらったときに、どういった作業にどれくらいの費用がかかるのかを明記している業者を選びましょう。中には家全体を少し見ただけで法外な見積もりだす業者もいます。できれば相見積もりをとって、複数社の見積もりの出し方を比較してみることをおすすめします。

遺品整理士が在籍している

遺品整理を依頼するなら、法令を順守した処分と故人に配慮した遺品の扱いをする遺品整理のプロフェッショナルに依頼したいものです。実は今、遺品整理専門のスキルや心配りができている証として、遺品整理士という資格が存在しているのをご存知でしたか?この資格を取るには厳しい試験があり、資格取得後も協会の基準に反する業務を行うと資格を剥奪される厳格な資格なのです。そのため、業者を選ぶ上で遺品整理士の資格を取得しているかどうかも1つの目安になるでしょう。

見積り時の注意点

訪問見積りを取りましょう

見積もりを取る際には、訪問見積もりをしてもらうようにしましょう。実際に家の状況を見てもらうことで、より正確な金額を算出してもらえます。追加請求などのトラブルを避けるためには、現場の作業内容を正しく業者に把握してもらう必要があります。電話やメールなどの口頭や文章だけでは、家の状況やすべての家財について、伝えるのは難しいものです。少し手間はかかってしまいますが、業者に家の中を細かく見てもらうことが大切です。買い取ってもらえる可能性のある家具や家電を事前に確認してもらいましょう。

必要な情報はちゃんと伝えましょう

実は「お部屋で亡くなってしまった」、「ご近所でトラブルを抱えてる」、「電気が止まっていて冷蔵庫の中身が腐ってる」など、言わなければ分からない、言う必要はないと思われる方もいらっしゃいますが、作業をする上で必要な情報になります。
例えばお部屋でお亡くなりになった場合など、感染症予防の為、作業前には消毒や消臭を行います。気づかず作業をして感染症にかかってしまったり、途中で気付いて追加作業が発生する場合も有ります。
ご近所でのトラブルは作業の時に妨げとなる場合も有ります。
いずれの場合も作業が二度手間になったり、追加料金が発生したり、後でトラブルとなってしまいます。
その為、必要な情報は事前にちゃんと伝えておきましょう。

見積書の内訳や明細を出してもらう

いきなり高額な見積もりを出してくる悪徳業者に共通る点は、見積もり書をしっかりと作成せず、一方的に金額だけを告げてくるという点です。そんな場合に依頼者側が取れる対策は、見積もりの細かい内訳を請求するということ。見積もりで提示された金額があまりにも高いのであれば、その理由を明らかにしなければいけません。もし、業者側が見積書の明細や内訳の作成を拒否するようであれば、そのような業者とは取引しないのが賢明です。

相見積もりを取る

3社を目安に相見積もりをとりましょう。料金とサービス内容を比較できるので、納得のいく依頼をすることができます。
また費用の相場を知ることができるので高すぎる値段を提示してくる業者を避けることもできます。

見積りを安く抑える為に

遺品整理の料金は処分品の量に大きく左右されます。量が多いほど料金は高くなります。遺品整理業者はお金を払って廃棄物業者に処分を依頼しています。したがって処分するものが少ないほど業者の費用負担が下がるのです。自分でゴミ捨て場にもっていけるものや、粗大ごみにだせるものは、処分しておきましょう。

作業当日の注意点

業者に依頼をする場合は分別や仕分けは不要

遺品として残しておくものをはっきり伝えておけば、遺族側での分別や仕分けは特に必要ありません。
廃棄物は細かく分別して処理しなければならない為、そのままの状態の方が再仕分けの必要がなく作業はスムーズです。

電気と水道を使えるようにしておく

設備機器の取り外しや、解体作業で電気工具を使用したり、清掃をするに当たっては水を使用します。電気と水道は作業をする上で必要となる場合が多いため、使えるようにしておきましょう。

近隣への配慮をしましょう

可能であれば作業開始前に近隣住民への挨拶回りを行いましょう。
作業中は、搬出や清掃によって騒音が発生することも有りますし、集合住宅の場合はエレベーターや階段の共用部分を使用します。事前に状況を説明しておけば、近隣からの苦情も最小限に抑えることができます。
もし作業当日に遺族が対応できなければ、遺品整理業者の担当者が作業前に挨拶回りを行ってくれます。(秘密厳守の依頼の場合は、あいさつ回りも控えてくれますのでご安心ください。)

立ち合いはした方が良いが、終日は不要

作業当日の立会いは、基本的に作業開始時と作業終了後の2回で十分です。
また当日の立会いが難しい場合は、担当者から写真などを送ってもらい、作業内容を確認することもできます。

希望する作業内容を明確に伝える

探し物のお願い、触らないでほしい場所の指定、残しておく物の指定、など作業にあたっての要望は、前日までに担当者に伝えておきましょう。また当日にも、年には念を入れて伝えておくと安心です。

作業完了後に確認をしてからご精算

作業終了後は、遺族側で各部屋の状態や清掃状況を確認し、残っている物が無いか、作業し忘れてる部分は無いか、などチェックしましょう。
問題なければ料金を支払って完了です。

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